光圓寺 春季永代経法要 令和2年

お盆に寄せて

 今年のお盆は、私にとっては初盆でした。浄土真宗では、盆の捉え方が多くの方が思われていることとは違い、亡き人の霊がかえってくる等の考えはありません。いつも仏さまとご一緒です。報恩の思いからお盆の行事をさせて頂きます。前住職は、はっきりと初盆追悼法要の案内の中で、「浄土真宗では昔から初盆参りはありません、お盆には寺へお参りになり、墓へお参りされるのが通例でしたが、最近、他宗の行事と混同され、初盆参りについて問い合わせされる方が、増えてまいりましたので、ご案内させていただきました」と注意書きをしておりました。

 私自身も特に意識をすることはなかったのですが、改めて初盆を迎えるとお寺関係ではない諸先輩から線香をお供え頂いたりして、世間ではこういう風習があるのか、と知らないことがたくさんありました。教義的にどうのこうのということではなく、覚えてくださっていたことが有難かったし、うれしかったです。

 また、多くの御門徒さまからも、「前住さんの初盆ですね」と声をかけてくださり、お供え頂きました。そんな中で、ある方からお手紙と御供を頂きました。その方の息子さんは小児がんで幼くして亡くなられました。誕生後、程なくして曾祖母(前住とは念仏奉仕団で何度か一緒に本山にお参りされている)がご往生され、前住が葬儀を勤め、以後の法事も前住だったので、その息子さんと会う機会が多く、孫のように可愛がっていたようで、何かと縁が深かったようです。

 しかし、小児がんに冒され、病と向き合いながらも治療及ばず、7年前にご往生されました。もちろん、葬儀は前住(既に退職し隠居の身であった)が勤め、満中陰、一周忌、三回忌も前住が勤めました。昨年の七回忌には、前住は電話対応はできたものの、抗がん剤治療の真っ直中でしたので、私が勤めました。前住が来れない旨、お伝えしましたが、やはり埋められない何かがあります。それだけ、前住がご家族に寄り添っていたのだと思います。今回、前住の初盆にお手紙頂き、いろいろなことが頭を過ぎりました。前住も8歳の時に母を原爆で亡くし、以来附属中学校に入学するまで親戚の寺に預けられています。「原爆がなけりゃぁ、わしゃーお坊ちゃんじゃったんじゃがのう」と冗談交じりに話すことはあっても、多くは語りませんでした。

 明日はその祖母の祥月命日です。

TV取材を受けました

https://www.home-tv.co.jp/news/content/?news_id=20200813059134       

↑ 広島ホームテレビの記事です

 このお盆では広島テレビさん、広島ホームテレビさんから取材を受けました。残念ながら、広島テレビの「テレビ派」の記事は公開期間終了のため、閲覧することはできません(予想以上に当HPにアクセスが集中すると盆法座のオンライン配信がこける心配があるため、そっとしておきたかったのです)。

 そして、昨日13日広島ホームテレビの「5up!」でコロナ禍の中でのお盆ということで取材を受けました。実は、10Base5という太いイエローケーブルが主体の時から仕事としてネットワークに携わっていました。まだ、インターネットではなくJUNETだったころです。その後、いろいろと新しい技術は出てきていますが、基本を押さえていれば、何とかついて行けます。

盆法座のライブ配信

上記の映像はオリジナルサーバーからYouTubeに配信したものです。

当日、5月に続きまた配信がストップしましたが、法要前で何とかリカバリーできました。具体的には9:07から9:25まで視聴できない状況がありました。サーバーの契約をもう一段階上げる必要がありそうです。

以下に当日のスケジュール等のオープニング画面を載せておきます。

ちなみに、音楽:魔王魂とありますが、無料のBGMを提供してくださる方の著作権表示です。

盂蘭盆法座・初盆追悼法要のライブ配信

アクリル板設置

 今年も8月13日(木)9:30~11:00まで、盂蘭盆法座・初盆追悼法要を勤めます。しかしながら、未だコロナ禍が収束する気配をみせないため、当初の予定通り、本堂よりライブ配信を行います。システム上、約40秒の遅延が生じますが、その辺りはお許しください。

 今回、小さい講師台にアクリル板を設置しました。この枠に収まってお話しいたします。多分窓からの陽光が反射して見にくいと思いますが、これもご容赦ください。このホームページYouTube(寺町光円寺チャンネル)にて配信しますのでよろしくお願いいたします。

合掌

 

ホームページはこちらから
YouTubeはこちらから

お盆の時期における寺町警備について

 今年もお盆の期間中の寺町周辺の駐車対策・案内・警備業務が以下の要領で実施されます。それ以外の期間も周辺道路は駐車禁止区域ですので、ゆずり合って節度ある対応の程、よろしくお願いいたします。長時間境内に駐められる場合は、最寄りの有料駐車場をご利用くださいますようお願いいたします。

 また、城南通りから寺町筋への右折は午前7時から午前9時の間、および午後5時から午後7時の間、右折禁止ですのでご注意ください。

期間:8月10日(月)~12日(水)

時間:午前7時~午後7時

土手側にも駐車されることのないよう、警察から指導を受けておりますので、よろしくお願いします。

寺町周辺のコインパーキング

検索サイトの闇

注:以下の現象はスマホ(Android端末)では発生しません。iPhoneは分かりません。光圓寺住職とは全く関連性のないことだけは重ねて言っておきます。

 物騒なタイトルではありますが、次のようにすると面白い現象に遭遇します。まず、検索サイトをMicrosoft Bingに変えて(Bingで検索)、Bingの検索ワードに

観世音陵苑

と打ち込みます。すると、多分中段くらいに画像一覧が出ると思います。出なかったら、画像のタブをクリックしてください。そこに、住職の顔写真が載っています。そこで、住職の写真をしつこく(2~3回)クリックします。すると、その宛先には、ある会社のロゴマークが映し出されると思います。それが、・・・・・の正体です。

 これは二週間前に私が気付いて、削除依頼を検索サイトのMicrosoft社とキャッシュページのJetpack 双方にお願いしていたのですが、Jetpackの方が処理が早かったみたいです。

 本来は、うかつにも自分で削除できないキャッシュページにサイトの情報を置いてしまった私に落ち度があるのですが、ずっと残されるのも嫌なので、削除依頼をお願いしました。その過程で問題の画像を入れ替えています。それで、今現在は新しく変えた画像が残されています。それがはっきりと確認されたならば、それがその正体です。

 Google検索ではそのような事象は発生しません。確認できたのはMicrosoft社のBingのみです。

 また、あまり書くと弁護士事務所からまた内容証明を送りつけられるかもしれませんので突っ込みませんが、その 広島 紅葉(英語) 法律事務所 のN弁護士の経歴、同級生の方から指摘していただいても直らないようなので指摘しておきます。1970年生まれの1986年高校卒です。飛び級が当時の修道にあったとは考えられません。.comと.jpがありますが、新しいと思われる.comの方です。

広島 紅葉(英語に変えて) 法律事務所 で検索です。

CORSは不思議じゃなかった

 先日、アマゾンのAWS CloudFrontを利用して、配信サーバーを作成した旨報告しましたが、とんでもない過ちを犯してしまいました。

 そもそも、VOD(後から見る動画、 Video on Demand)であれば、m3u8ファイル(プレイリスト)をキャッシュしてもいいのですが、ライブ配信だと常に更新されるわけなので、動的ファイルであり、これをキャッシュしてはいけません。同じ映像を繰り返す中途半端な状態で止まってしまいます。ファイル自体は大きくないので、これはキャッシュからはずします。

 次に、ここのサイトのウェブアクセラレーターでは”Access-Control-Allow-Origin”が機能しないと書きましたが、これも誤りです。ちゃんと受け渡しできます。

location /{
        ....
        add_header 'Access-Control-Allow-Origin' '*';
        ...
}

location ~* ^.+.(gif|jpg|png|ico|svg|css|js|mp4|ts)$ {
        add_header Cache-Control "s-maxage=86400, public";
        add_header 'Access-Control-Allow-Origin' '*';
}

 これで、AWSを使うのに比べると、約1/3の経費ですみます。恐らく一法座多くても500円以内でしょう。さくらインターネットを使い始めて約二十年。よく調べもせずに、いい加減なことを書いてはいけないな、と反省しています。

 次はSSL化に続くセキュリティ強化の設定に移ります。

CORSの不思議

 今回の新型コロナウィルスの影響で、春季永代経法要は中止にしなかったものの、我が寺でできることはないだろうかと思い、法要のオンラインライブ配信を行いました。基本テーマはお金をかけず、持続可能なシステムを構築することです。

  さて、5月末の春季永代経法要では、初日に配信がダウンする事態に陥りました。思わぬ大量の視聴者があったことは事実なのですが、寺院内のWiFiでトラブルがあったのか、サイトにアクセスが集中してなのかは、どちらとも言いがたい面があります。安定していない5GHzのWiFiを使ったことが原因のような気がしますが、サーバーサイドも性能的に逼迫していたのも事実です。それで、WiFiのシステムを再構築するとともに、サーバーにアクセスが集中しても大丈夫なように、アマゾンウェッブサービス(AWS)のCloudFrontを利用するシステムにしました。本来であれば、利用サイトのウェブアクセラレーターというシステムを利用した方が安上がりなのですが、表記のCORSの関係で無理です。CORS(Cross-Origin Resource Sharing)、どこからアクセスしたのかを明かにして身元確認をせよ、という決まり事なのですが、これが動画配信の上ではネックとなります。

 今まではごまかしながら使っていたのですが、CloudFrontみたいなCDNでは設定が必要です。しかし、設定を指定通りにしても、チェッカーではOKとなっても、ネットワークエラーが発生します。それが、 AccessControlAllowOriginのエラーです。

 これを解決するまでには時間を要しました。使っているのは、FV PLAYERというWordpressのプラグインです。ここからは、分かる人にしか分からない言語で話します。

 当初はプラグインの問題かと思っていたのですが、mp4ではOKでm3u8ではNG。よく分かりません。そこで、BRADmax Playerなどを試してみると、Wordpressを置いたサーバーではなく、配信ソースを置いたサーバーの問題であることが分かりました。当サイトはApatchではなくnginxで運用していますので、ちょっと小手先では修正しにくいのですが、confファイルを自在に変更できます。そして、解決に至ったのが次の設定です。一度、設定したものを再度Amazon用に設定しています。詰めればもっとスッキリとするでしょうが、何故こうすると動作するのか、全くもって不思議です。同じ所ではまっている人はいないと思いますが、備忘録的に残しておきます。

検査サイト:https://www.webconfs.com/http-header-check.php

nginx.conf: https serverの中

location ~* ^.+.(jpg|png|mp4|ts|m3u8)$ {
        expires 1h;
        access_log off;
        if ($request_method = 'OPTIONS') {
            add_header 'Access-Control-Allow-Origin' '*';
            add_header 'Access-Control-Allow-Methods' 'GET, POST, OPTIONS';
#
# Custom headers and headers various browsers *should* be OK with but aren't
#
            add_header 'Access-Control-Allow-Headers' 'DNT,User-Agent,X-   Requested-With,If-Modified-Since,Cache-Control,Content-Type,Range';
#
# Tell client that this pre-flight info is valid for 20 days
#
            add_header 'Access-Control-Max-Age' 1728000;
            add_header 'Content-Type' 'text/plain; charset=utf-8';
            add_header 'Content-Length' 0;
            return 204;
        }
    
        if ($request_method = 'POST') {
            add_header 'Access-Control-Allow-Origin' ''; add_header 'Access-Control-Allow-Methods' 'GET, POST, OPTIONS'; add_header 'Access-Control-Allow-Headers' 'DNT,User-Agent,X-Requested-With,If-Modified-Since,Cache-Control,Content-Type,Range'; add_header 'Access-Control-Expose-Headers' 'Content-Length,Content-Range'; } if ($request_method = 'GET') { add_header 'Access-Control-Allow-Origin' '';
            add_header 'Access-Control-Allow-Methods' 'GET, POST, OPTIONS';
            add_header 'Access-Control-Allow-Headers' 'DNT,User-Agent,X-Requested-With,If-Modified-Since,Cache-Control,Content-Type,Range';
            add_header 'Access-Control-Expose-Headers' 'Content-Length,Content-Range';
        }
        if ($http_user_agent != "Amazon CloudFront"){
            add_header 'Access-Control-Allow-Origin' '*';
            rewrite ^ https://cdn.xxxx.xxxx.comt$request_uri? last;
        }
  }


なぜ、if ($http_user_agent != “Amazon CloudFront”)の後に

add_header ‘Access-Control-Allow-Origin’

の記述が必要なのかよく分かりませんが、これで無事動作しました。

YouTubeが簡単なのですが、いつ仕様変更になるかも分からず、とりあえずやってみました。今回は2段階のサーバーを経由して、運用しています。最初のさくらのレンタルサーバーを介さなければ、上記の

if ($http_user_agent != “Amazon CloudFront”)の後のadd_header ‘Access-Control-Allow-Origin’

はなくても動作します。ここに至るまで色々と参考にさせて頂きましたが、整理がつきませんので、もし、勝手に引用された等ございましたらご連絡下さい。

P.S. AWSから$300のクレジットを頂きました。ただ、メディア関係はクレジットに入ってないんですよね。申請書にはその旨書いたつもりなんですが。Media LiveとかMedia Packetを利用すれば、今回の件は自分でnginx+rtmp環境を配置しないですむので簡単だと思います。貧乏性が働いたので意地でも使いませんが・・・IoTとかAIに利用しますかね。

調べ物

   


 もう三年半も前のことになりますが、突然、慶應義塾大学の先生からお手紙を頂きました。江戸時代後期の漢学者について調べており、人名辞典には墓が光円寺にあると記されおり、何か情報をお持ちではないでしょうか?という問合せでした。頂いた資料は人名辞典のコピーのみであり、どうしたものかと思っておりましたが、丁度、前住職が江戸時代の過去帳(ほとんどは原爆で消失しているので数は少ない)をスキャナで読み込んでいたこともあり、電子データ化されていました。

 検索していくとほどなくして、当該人物の釋王香の記述を発見し、歿年も三十五歳と一致していました。普通は江戸時代の過去帳を見ても分かりません。名字もなく文字も読めなかったりするのが普通です。恐らく、うちに残っているのは原本の書き写しであり、私でも読める楷書で記してありました。

 次に、情報開示の問題があります。個人情報保護法の範疇ではないもののその情報の取扱には注意を要します。その辺りは慶應の先生ですから、存じていらっしゃるらしく、慎重に取り扱います、と念を押されておりました。

 それにこちらで所蔵する新修広島市史などを読み、大体の背景を推測ではありますが、書き加えて手紙を送りました。何軒か加藤香園につながる家はあると思ったのですが、加藤家は広島を出て東京で活躍されている方が多く、墓も現存しない今、全くの不明です。

 それから三年後の昨年十一月、先生からまた突然電話がかかって来て、今広島にいるので、論文の原稿に目を通して頂きたい、とのお申し出がありました。私の名前を使っているのと、文言に差し障りはないかの確認でした。電話でOKを出したのですが、せっかくなので寺に来て頂き原稿を確認させて頂きました。

 お話しをお聞きすると、他の文献とも照合し、間違いないという確証が得られたこと、その時代に広島という地方で文学に精通する人物がいたこと自体がが驚きであることなど、門外漢の私でもなるほど、と頷くようなことがたくさんありました。原稿を読んでいくと加藤香園の父が亡くなった日にちも記されており、その情報はお渡ししていなかったのに別の文献(日記)にあったことも私にとっては驚きでした。

 ちょっと昔の手紙を整理していたら、こんなことがあったなぁ、と思い書き留めてみました。

まこと会夏法座

 本日、7月8日13:30より、まこと仏教婦人会の総会および夏法座を開きます。上記でライブ配信しております。今回はYouTubeでは配信しておりません。

KOUENJI,Hiroshima,Japan