今朝、いつものようにお参りに行く途中、車内でFMを聴いていたら、宇多田ヒカルの「道」が流れていた。
何の気なしに聴いていたら、ハッとするフレーズが耳に飛び込み思わず聞き入ってしまった。
「人は皆生きているんじゃなく生かされている 目に見えるものだけを信じてはいけないよ 人生の岐路に立つ標識は ありゃせぬ」
いつも法話で人に話すとき、根底に抱いている意識と一緒だ。
宇多田さんが久しぶりにアルバムを出し、朝の連ドラのテーマに使われていること、あさイチで自死家族の共感を得ていることなど、いろいろと見聞きをしてはいたのですが、歌はほとんどメロディー重視!の私にはピンとこなかった。
「調子に乗ってた時期もあると思います」という歌詞など普通では考えられないけど、母の死に向き合っている姿、今更ながらだけど感動しました。
一人で生きていかなきゃいけない道だけど、道の向こうにあなたがいる。
ポップな曲調の中にも深い歌詞の味わいに打たれました。
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