春季永代経法要Ⅱ

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 昨日はアップできず申し訳ございません。
今日のお話は、龍樹菩薩が私たちの救われることの問いかけをしてくださり易行をすすめられ、道綽禅師が念仏をすすめられ浄土門を開示してくださった、というところから入られました。観経の部分は今回は話されなかったのですが、私たちの置かされている立場、あるベクトルに向かってがんばろうとすること、でもその途中で終わったら残念ですのうというとらえる私たち。どうしても、十分生きられたとかあまりにも若いとか評価してしまう私たちがいるけれども、どなたも如来様の光に遇っていかれた。輪廻は残念を引きずり、その輪廻からはずれていくこと、迷いから脱して残念が残らない生き様に目覚めていくこと。
 大海原の中で、果てしないゴールに向かってもがき苦しみ泳ぎきろうとする私たちがいるけれども、どこまでいってもゴールにはたどり着かない。でも、ふと気付いて足をつけてみたら足がついた。これからは、ゆっくりではあるけれどもしっかりと足をつけて確かに歩いていける、そんなことを教えてくださったご法話でした。
 でも、お聴聞はその場にいないと伝わってこないものがあります。こうして、書いてみると何を聞いていたのかと思いますが、その場ではうなずいている私がいます。その時々をつなげて、まことよのうと味わっていく世界、ダイジェスト版ではなくライブで味わっていくことが今更ながら大切だと思います。その時、そのときで私たちの心もゆれています。その私に光が当たっているのだと感じられる瞬間、そんなときも忙しい私たちにとっては大切なひとときだと感じました。

KOUENJI,Hiroshima,Japan